機体を交換してフライトする場合のさまざまな留意点について
スタートはまあ、もっとうまく空撮映像を撮りたいというところからのスタートです。
そして知人(の会社)がインスパイア2 2オペを所有している。
借りて撮りたい。そしてもっとダイナミックな映像を撮りたい。
から
ある案件の見積依頼があり、話しも進んでいく中であったり、ムービーディレクションもある中で
・リテイクできない一発勝負な現場、飛行計画の設定が厳密で、機体を操縦しながらの撮影何度が高い現場
・小雨決行
などで現在所有している機体では対応が難しい場合
現場をあきらめますか?
例えば、インスパイア、M210などが手の届くところにある場合なら
「借りてでもフライトしたい」
と思うのが人情というものでしょう。そこでその方法について考えてみました。
ちなみに、現在所有している機体でもフライトはできるような準備はできているものとする。つまり現有機体での国土交通省の許可承認、現場の土地の管理者の許諾、現有機体での損害賠償保険などは完備している。
0.最低限 借りる場合考えなければならないこと
0-1 保険の確認は必要です。現在の保険が人にひもつくものであり、機体が変わってもその機体を変更すれば保険適用ができるのか、それとも別途新たに契約しなおさなければならないのか。
0-2 借りようとする機体での錬度は充分であること。ここが一番難しいかも分かりません。もっと具体的には10時間以上の飛行訓練はしているもの
1.国土交通省の許可・承認が必要な現場でしょうか?不要であれば0.最低限さえ満たしていれば問題ないと思われます。必要な場合は、個別に新たに申請を出さなければならないので、そのための許可が下りる時間は絶対必要です。なければあきらめなければなりません。今回のパターンではありませんが、故障などで同じ機種を借りる場合は、別の手があります。現有機体の国土交通省の許可承認の際に機体番号を登録する代わりに、管理番号を作成しておき、それで申請を提出し、借りた機種にその管理番号をテプラなどで貼るということでもいいようです(FBでの話しなので、保証はしません)。
結論はほぼでちゃってますが、機種を変える場合は、急な場合はほぼ不可能、他人に譲るしかありません。同じ機種なら多少は可能性があるというところでしょうか。