香川県仲多度郡まんのう町 美霞洞渓谷をドローンDJI Inspire1で空撮
美霞洞渓谷は、香川県仲多度郡まんのう町の土器川の支流・明神川にある渓谷であり、讃岐十景に選ばれている。
讃岐十景にも選ばれている「三霞洞渓谷」は、土器川の上流・阿讃山脈の渓谷で四季を通して様々に趣を変える、風光明媚な景勝地。春は桜、夏はカジカ、秋は紅葉、冬は雪と四季折々の景色が楽しめます。
三霞洞は土器川上流の阿讃山脈の渓谷で、昭和の初め四国新聞社選定の讃岐十景の一つに選ばれています。
仙通橋・不及亭・宮岳・夫婦岩・雄淵雌淵・釜瀑布・見返り岩・桜園の景勝を『三霞洞八景』と称しています。
その八景のひとつ雄雌淵は、昔大蛇が住んでいたという伝説があり深さは今でも不明だそう。淵は、昔大干ばつの折、弘法大師が古式によって雨乞い祈願をした所として伝えられています。淵の側に祀る龍王社は、祈雨の神として今でも霊験あらたかです。
また古くより湧き出る水は、江戸時代の学者平賀源内が江戸の湯島で開催された全国薬品会に出品し、物類品隲(ぶつるいひんしつ)という書物に『地元住民より“石の乳”として珍重され、火傷に塗ると傷が癒えまるで神業のようだ』と紹介し、広く世に知れ渡るようになったとされています。現在では、旧琴南町が温泉施設を開発、以降“美霞洞”の名を用いるようになり、渓谷と合わせてまんのう町の観光拠点として県内外より毎年多くの観光客が訪れています。